変に余計なもんが見えるより
何も見えないほうがいいこともある。
コンタクトの不都合によりライブは裸眼にて。
で、俺の裸眼は両目とも0.04×乱視なの。
そうなるともう世界は印象派絵画の素敵な世界で
ハンマードダルシマーの弦なんてちゃんと見えない。
なんとかなるかなぁ。
なんて思いながらモナレコードに行ったけど
リハ中は明るかったんで無問題。
で、本番は?ってぇと、当たり前だけど暗くてねぇ。
しかも微妙にある灯りも上手い具合に俺の後頭部方向にあって
ダルシマーの盤面には俺自身の影がくっきり。まったく弦が見えない(笑)
1曲目の「いつかのどこか」をやってるときは
結構、叩く弦をしっかり見ようって頑張ってたんだけど
なんかすごく演りづらくて
で、そういう変なことに捉われながら演るのも気分悪かったんで
もう見なくていいや。って。
もう何度も弾いてる自分の曲だ。
それなりになんとかなっちゃうでしょう。
そんなふうに思いながら2曲目以降は時折目を開けるのみ。
目瞑ったままで100%の出来はさすがに無理(笑)
だけど、あのまま弦を見よう見ようとしてたら
40~50%の出来だったなぁ、多分。
見ないことで余計な情報が入んないから
あとは残ってる感覚が頑張ってくれたのかも。
見ようとするよりも
むしろ、見ないことのほうが
より確実だったってのが、おもろい結果です。
身体ってのはすげぇな。
そんな危なっかしいライブでした。
昨日、観てくれた方、ありがとね。