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"ludens" 【壱零base】meeting

ああ、俺のイベントが終わったなぁ。

と、感じたのは無事に開演を迎えた18:30(笑)
曼荼羅スタッフの「では開場しま~す」の声で
「あ~、やっとイベント終わった気分すよ」って(笑)
「十兵衛さん、何それ!(笑)これからじゃないっすか!!」
なんて突っ込まれながらも、
結構気分的には本気でそんな感じだったのです。

でも、開場すればイベントは俺の手を離れたも同然だし。
来てくれるって言ってくれたみなさんも
ludensって宴自体をすげぇ楽しみにしてくれてる人らばっかだったし。
きゃんどるひゅうもllamanoさんもceroも
こっちが何か心配するのは、それこそ失礼にあたるぐらい
絶対にいい時間をくれる人らばっかだったから
あとはもうみなさん任せでOKなのはわかってた。

ただ、“ludens”って
30人くらい来てくれればいいなぁ、
って思ってたイベントだったから
24日の座席確保がかなり無理無理で
みなさんには申し訳なかったのです。
しかも雨降りだったからベタ座り席を削って、イス出してもみたけど
それでも、すごく移動に不便な感じになっちゃって、
ほんとごめんなさい。

ごめんなさい。
なんて思いながらも
心の中はすげぇ嬉しくてね。

いろんな人が
ひゅうの作り出した空間でキャンドルの灯を眺めながら
心地よさそうにllamanoさんの音楽を観てくれてたんで
もう、あとは俺は好きにやればいいなぁ、
なんて無責任にも思ってしまったよ。

そんなわけで、何の作戦もなく
曲はその場の思いつきで演って遊ぶ感じで。
公園で弾くときの気分のまんま。
でも公園とは違って機材に囲まれながら
ただただ気の向くままに遊ばせてもらったっす(笑)

1曲目は
演ったことなんかないインプロで。
ここしばらく生音ライブが続いてた反動で
機材まみれの音遊び。
「空色ハイク」をベースにしつつ
まるっきり別モノにして遊ぶ(笑)
2曲目「静かの海(soft landing at moonバージョン)」
3曲目「呼ぶ声に耳を澄ませて(水音+時計のチクタクバージョン)」
なんて、ふんだんな機材使いで遊んだところで
ちょっと機械の操作に飽きてきて
4曲目「風のはじまる場所」はダルシマーだけで演りたくなって。
でも、それもマイクの音が煩く感じてきたから生音で
5曲目「ZONE ZERO」と
6曲目「みんなのうた(大ミスありで。。。)」
を演ってみたり。
ほんとにそのときの気分だけでしゃべって演って。ってふうでした(笑)
ごめんよ。俺が何かいろいろ作戦練ってそうに感じた人もいるかもしれないけど
あの時間は脊髄の反射だけで生きてました、俺。
そんなわけで7曲目は演り忘れてた
「月星夜(秋の虫の声×kaoss pad2&3)」。
ついでに「月星夜」が夜の曲だから朝を迎えてしまおうって思って
8曲目は「夜明け前」。それでおしまい。

ライブをしはじめて三年くらいになるけれど
あんなニュートラルな気持ちでライブしたのは初めてだったな。

フロアにたくさんいた人の顔がちゃんと見えて。
リズムとってたり身体揺らしてたり、ちょっと眠そうになってたり。
そういうのを愉しく眺めてた。

みんなが腕につけてる夜光のリングが柔らかく光って。
ステージ前には色とりどりの優しい灯たちで。
いろんなところから光の輪が広がってくようで
とっても素敵だったっけ。

アナタと音とキャンドルの和。
そんな夜を感じてたのです。

ほんと。
もう、最高の時間だったな。

雨降りの中。
みんなが外の天気を忘れちゃうくらい。
みんなが4時間って長丁場を忘れちゃうくらい。
最後まで、あの場所にいてくれたのに感謝します。

素敵な夜をありがとう。

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2008年05月26日 15:33に投稿されたエントリーのページです。

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