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40世紀の世界で

アップライトベースで遊んでんです。
とっても不自由なのです。
エレキテルなふつーのベースも俺には不自由なのですが
アップライトベースはそれに輪をかけたような不自由さなのです。
何せ、突っ立ってやがるんだ、奴は。

つーか、その突っ立った佇まいが本来のベースな訳で
今、おいらがふつーに使っているエレキテルなベースってのは
ベースの歴史の新参者なわけです。
でも、今はそれがフツーだ。

んでもって思ったのだけれど

携帯電話をパカッて開けるしぐさとか
リモコンを操るしぐさとかってのは
ここ十数年の間に出てきたものですよね。

何気なしに自分の身体を操ってるんですが、
その動作って奴は歴史的に見て如何なもんなんでしょうね

そんな糞の役にも立たないようなことを想像してます。
楽しいです。

今日は雨っぽいけど、
傘をさす、傘をさしながら歩くなんて姿なんかも
室町時代の日本人の動作には無かったわけだ。
時間を気にして腕時計に目を遣るなんていう動作も
古代ギリシアの人間の目からは変な動作です。

ヘッドホンをつけるしぐさ
キーボードを打つしぐさ
ジーンズを履くしぐさ
ファスナーを閉めるしぐさ
包丁を扱うしぐさ

すべてに歴史があるんすね。


未来って
どんな道具が生まれてて

その時
人間はどんなしぐさや動作をしてるんだろう?

10年後20年後のこともわからないんだけど
例えば40世紀とか269世紀とかの人間の動作って

興味あるなぁ。


   bgm:"this is how it feels" by inspiral carpets

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2004年07月09日 20:32に投稿されたエントリーのページです。

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