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空気の雰囲気

踊り場のリノリウムが踏まれ続けてはげてたりする。
古いお寺の石段なんかも不思議な緩やかをもって滑らかに窪みがあったり…。

こーゆーのはきっと、人にとって居心地のいい距離感があるからなんだろう。


思い返してみれば、俺にも心当たりなんかあるさ。
例えば、いつも使う駅構内の歩く場所。
たいてい左側の壁から1,5メートルぐらいのとこだし。
部屋での定位置なんての
はあたりまえ。

周りの物体と自分の間にある距離を居心地の良くなるように自然と選ぶんでしょうね。

とか考えてたんすけど、例えば、大昔。
大地と岩しかないような場所にも道ができてたわけで、
そーすると、そこで生活してる人ってのは、
たぶん自然界のいろんなモノたちとの距離を感じながら歩きつつ、
それが多くの人に違和感を感じさせない、
ある意味最大公約数的な感じで道なんかは出来ちゃってたんだろうななんて思うのです。
空気の雰囲気を感じられる造りって感じかな。
そーやって、自然と生まれた道の気分の良さってのは格別なんだろーな。

街には人工物が多いです。
そんな中を強引に割り込んでく現代の道路ってのは、
実は不快なものなのかもしれないやね。

bgm:"always something there to remind me"by burt bacharach

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2004年01月15日 20:38に投稿されたエントリーのページです。

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