電車内。
何気なく眺めてる中に違和感。
さりげないイレギュラーさってのは所在不明な居心地の悪さがあったりします。
んで、原因究明のため自分の視界をスキャンした結果、発見。
隙のないスーツ姿でビジネス本に目を通してた40才台男性のネクタイがドラえもん柄でした。
何が彼をそーさせたのかは不明。
だけど、車内にいた20分間確実に楽しめました空想妄想想像で。
『右脳の冒険(コリン・ウィルソン著)』で、ホモサピエンスの特権として、
想像力を駆使できることが挙がってたように思うけど、
無駄な想像をしてた割にはイイ時間を過ごせた気がします自分。
子供からの贈り物…とか
自分の趣味……とか
会社での罰ゲーム…などなど
様々なシチュエーションとか会話とかを仮想しながら妄想に更けるのは悦です。
ま、ただの遊びではあったけど、
想像ってもんは、突き詰めれば思いやりとか愛にも繋がるよね、とか感じながら今います。
あ、そうそう。
その妄想のすべてが不思議と険悪な感じにならなかったのは、
オジサマの醸し出す雰囲気にあったように思ったりしてます。
雰囲気ってものも、正体不明な妖怪っぽいモノだけど、人間にとって重要なんだな。
こんな感じで、つらつらと時間を潰してた帰り道。
bgm: "遠い音楽" byザバダック