忙殺気味の日々の中
ぽかんと空いた本日夕方。
ほんの少しだけ厚着して井の頭公園で遊ぶ。
いつものベンチに腰掛けて、ハンマードダルシマーを引っ張り出す。
ひさしぶりだなぁ。なんて、わくわくしてる。
夕焼け空も終盤で
見上げた葉群の隙間からは、冬の星座の欠片が覗く。
お陽様はおうちへ帰る時間です(笑)
公園の人影も疎ら。
冬の空気。
そんな中、つらつらとほろほろと幾つかのフレーズたちと遊ぶ。
遠くでは、アコギをかき鳴らしながら、おにいさんがいい声で歌ってる。
だから、邪魔をしないように、小さな音で遊ぶ。
あんまり遠くに響きませんように。
でも、あの半月にだけは届きますように。
とか、思いながら、ささやかな音色で遊ぶ。
夜の時間は穏やかにゆるやかに流れるね。
だから、それに合わせるように、
いつものフレーズたちもゆったりと弾いてみる。
夜の光の音がする。
最近忘れがちだった、心。の、
此処んとこが、何となく満タンになった気分。
きっと月光が滲みたんだろう。
さて、帰ろう。
大好きな女の子2人が待つ家に、帰ろう。