記憶に刻まれる文章を書ける人ってのはそういないように思う。
毎日なんらかのwww.な空間を覗きつつも、
心にひっかかるような一言ってのにはなかなか廻り合うことって少ない。
世に溢れる書籍の中でも同じなんですが。。。
文章ではなく、ただの単語でも
日常使わないような単語を覚えてることは稀だったりします。
単語の後ろには
各人それぞれの体験やら経験やらイメージやらがあるわけで。
そのイメージやら経験やら体験のインパクトの強弱が
記憶への沁み方に影響するわけじゃないですか。
前に「ストランドローパー」ってエントリーを作ってますけど
あの単語を検索したとき
日本のサイトでひっかっかってくるのは
全部、ライアルワトソンの『アースワークス』読者だった。
かく言う、俺もそうなんですけどね。
皆が、ある人物の書いた書物の一節に影響されて
一つの単語に同じイメージを共有してるってことに不思議&感動を覚えたんすわ俺。
この国で出版された書籍の中で
もしかしたらただ1例しか無い単語かもしれないじゃないですか、ストランドローパー。
(そんなことは無いんでしょうけどね。図鑑やら専門書には載ってますし)
そんな稀な単語をいろんな人が記憶に刻んでるってことが、素敵だよね。
そんなふうに、イメージの素敵な文章を書けるってのも素敵。
訳者の内田 美恵さんの日本語感覚が素晴らしいのかもしれない。
難しいことはよくわからんのですけどね。。。
そろそろ俺の頭から白煙が出つつある。。。
ま、
僕にとってストランドローパーという単語の後ろには
なんだか素敵なイメージがあるんだよ、
ライアルワトソン・内田美恵の素敵なコラボレートのおかげでね。ってことです。
BGM"crossovere"by martha velez