いいバランスな道だな~
って、思ってしまったのです山で。
奥多摩は本仁田山を散歩してきたんです。
山道って、へんなところに道を作ると、すぐ崩れるし、
踏み外して滑落、なんてことにもなりかねませんよね。
かと言って、一直線に頂上まで道作るわけにもいかないし(笑)
や、藪こぎ&チョッカリって楽しいですよ。個人的には好きっす。
でも、万人受けしないですよね、一直線に頂上へGO。
ま、多くの場合、昔からたくさんの人たちが歩き踏み固めてきた
最大公約数的な道が実は一番歩きやすいわけで。
そーゆー道って、
いい具合な距離感で木々や岩を巻いてたりして気持ちいい。
あたりまえなんだろーけど、
人間サイズで共通する心地よさみたいなもんね。
街中で歩道を歩いてると
電柱やガードレールが
変に近くて居心地悪かったりするじゃないですか。
そーゆーのが少ないです。山。
たとえ左右が崖だろーが、
不思議な居心地よさと歩きやすさがあったりするんで。
踏み外すんじゃねーかなんていう不安も無いぐらい。
「此処で落ちてみるのも悪くなさそーだよなぁ。。。」なんてことも
頭を過ぎったり、するんです。やばいか。
猿には猿の
犬には犬の
鳥には鳥の
距離感があるんだろーけど、
野山を歩いてて
人には人の距離感が
自然との中にあるんかね?
なんてことを思ったりしてしまったわけです。
野生の人間が
もし、いたら。
都市の街並みやら何やらを
どう感じるんだろうね。
bgm:"I'd Like To Know" SUPER GRASS