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平ったい世界

うろうろうろうろ散歩。
いい天気~。

太陽背にして歩いてたようで、目の前に出来る影をぼわぁ~んって眺めてまして
何気なしに周りに目を向けてみたら
いろんなところに落ちてるんですね、影って。

普段そんなもんを意識したこと無かったから、あぁ!って。
なってしまい、
ベンチにふわふわ腰掛けつつ影見てました。

道行く人とともにうじゃうじゃ入り乱れつつ動く影とか
揺れる垂れ幕が描く影とか
ゆっくりゆっくり角度を変えていく壁面に映る近くのビルの影とか。

なんか素敵でした。

影の無い世界
うん。味気なさそうだ。
きっと全部が平べったく見えるんだろう。


影。

足元をよぎる鳥の影で、空を羽ばたいてく鳥に気付いたり
地面で揺れる木々の影を見て、上空の風を知ったりするしね。

影が世界から無くなってしまうことなんて、絶対在得ないんだけど(笑)
もし、
そんな世界になったら
嫌だなぁ。。。

木漏れ陽も無くなっちゃう
ヤコブの階段も無くなっちゃう。
三日月が無くなっちゃう
夜が無くなっちゃう。

影っつーやつは普段意識しないけど、
もしかしたら
自分から生まれたその存在を知って、
孤独を感じなくて済んだ誰かがいたりするんじゃないか?
「影」って単語は結構マイナスイメージな言葉だけど
影を「友」とするような
そんなどっかの民族とかもいるかも。。。

ファンタジーだね。

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2004年02月05日 20:49に投稿されたエントリーのページです。

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