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楽しい気分。
心ん中ではまだパーティーが続いてる感じ。

いつもどおり井の公でオンガク♪
珍しく明るいうちからベンチ陣取って。

いつもだったら夕暮れだから
奏でるフレーズは黄昏色。に、なるんです。
「ねぇ十兵衛、夕暮れ色のを頼むよ」
「みんなが優しくなるような、ちょっと切なさの香りもいれて、さ」
なんて楽器の声が聞こえるような。
いつもはそんな時間だったから。


でも、今日のお陽さまはまだ天辺あたり。
「十兵衛、せっかくだから楽しいの演ろう、なぁ」
「少しぐらいミスったって大笑いしながら弾いちゃえばオーライ」
そんな声がハンマードダルシマーから伝わる感じ。

だから、青空と風。
みたいなフレーズ見つけてぶっ叩いてみる。
四苦八苦の試行錯誤。なんだけど、
でも、最初の1音出した瞬間
楽しくなりそな予感が、あったんよ。
だから、ちょっと頑張って
その、青空と風。なフレーズを空気に浮かびあがらせてみる。

最初のカタチは拙いけれど
だんだんカタチになってくる。

どんどん楽しくなってくる。

響きは空へ還ってく。

どんどん楽しくなってくる。


したら、さ。
目の前にねーさん見参!
背負ったケースからおもむろにアコースティックなギター取り出して、

乱入。

テロル発生。そんな気分。
俺緊急事態。そんな気分。
素でパニりました。
情けなしっ!俺。

でも、
楽しいテロ(笑)

「ほら! 気にしないで続けて続けて!」
などいう、ねーさんの一方的要求に流されながら
テロ的セッションは続き
お互いがお互いのフレーズに慣れたころ
俺+ねーさん共和国に事変勃発。

今度は黒人の人でした。(←ニホンゴ変ですね)

「タノシソウダネ、イレテヨ」
の、一言とともにパーカッションレンジャー参上(笑)


延々と同じ曲。
繰り返し繰り返しのフレーズ。
時間なんか気にならない。
4分間のポップスなんて知らない。
気の済むまで演ればいい。

そんな感じで3人で大笑いしながら
遊んだんよ。

黄色いねーさんと
黒いにーさんと
黄色い変人で、ね。


魂に性別はない。
魂に年齢はない。
魂に国籍はない。

にこにこ大笑いしながら
そんなことを思ってしまったのですよ。

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2004年12月22日 22:19に投稿されたエントリーのページです。

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