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2004年12月 アーカイブ

2004年12月03日

ハンマードダルシマー演奏 =ただの告知っすよ=

井の頭公園でたまにハンマードダルシマーを演奏して遊んでます。
あ、これってピアノの先祖にあたる楽器っす。
今回、奇妙な縁がありまして、
ちっちゃなちっちゃな個展?のBGMとして演奏しませんか。
というお誘いを頂いたので、
明日4日、三鷹台のCAFE?(喫茶店?)にてちょいと遊んできます。

ピアノの先祖にあたる楽器の音色に興味あるよ、
っていう奇特な方いましたらお気軽にどーぞ。
俺も気軽すぎるぐらい気軽にというか適当に演らせてもらうつもりなので。
ま、おいでおいで。気合噛み付いたりしませんぜ 俺。

□ □ 詳 細? □ □

≪ビーズ細工展?≫

主催:まお嬢
  (本名年齢住所など一切不明。
   てぇか、まおさんも俺のことは「十兵衛」「楽器弾く人」
   としか認識してないのでお互い様)

内容:ビーズの花をディスプレイ?

日時:12月4日(土) 12:00頃~21:00過ぎぐらいまで

場所:Adoni Cafe
   京王井の頭線「三鷹台」南口徒歩30秒
   改札左の階段を下りて、左へ進行。
   「いづみ」という床屋さんの向かい。
   ちいさなちいさなカフェ。というか喫茶店です。
   10人入ったら満席、ってな感じの店。
   
演奏:18:00過ぎから 30分程度×2回ぐらい


□ □ いいわけ □ □
 上記詳細に「?」やら何やらおぼろげな表現が多いのは、
単にちゃんと確認していないからです。
 ま、主催者がスローライフ&大らかなビーズ細工師さんで、
演奏者が日々テキトーな社会不適応者という
夢のようなコラボレーションの賜物なのだと、ご理解のうえ
生暖かい目で見ていただければ幸いです。はい。
 店内にどんなビーズ細工が幾つぐらい置かれるのかとか、
ディスプレイはどーするのかとか、
俺はどこらへんで演奏すればいいのかとか、全くもって不明。
つーか、ハンマードダルシマーがちゃんと置けるのかも不明。
 正直、打ち合わせしてません。
ま、主催者のまおさんの個展?なので、いろいろ本人が画策してんじゃねぇかな。と、
大船に乗った気持ちでいるわけです。
 ま、なんとかなっちゃうんだよね、お互いがアバウトだと(笑)

 あ、ハンマードダルシマーはちゃんと演奏しますよ。

2004年12月05日

ただいま

ただいま。


てろてろと弾いてきました、ハンマードダルシマー。

見知らぬ人の中で音を出すのはなんだかおかしな感じだったのですが、不思議と和気藹々とした雰囲気の中でいつのまにか終わってたのです。
てか、「演奏」なんて雰囲気も無くなって、いつの間にやらハンマードダルシマー体験大会みたいになってたのがオモロでした。

演奏を始めてしばらくしてからやってきた女性が、www.な空間の知り合いさんだった。ってことがまたオモロでした。ふつーに主催者まおさんの知り合いかと思ってたし俺。。。すまぬ。

CAFEにいる全員が友達なのかと思ってたら、じつほとんどが初対面同士だったみたいで。その割には、ふつーに仲ヨサゲでいい雰囲気だったなぁ。。

まおさん・先生・先生・けんしろー・あと名前のわからない人数名。

ハヅキさん

ありがとうございました。楽しかったっす。


2004年12月09日

どんてん

寒いのです凍えてます。
結構ブルブルだったり、するんです。
今日もいつもの井の頭公園。

ほんのちょっと。の、つもりが延々と。
延々ながらもまだまだしばらくいるつもり(笑)
あいもかわらず戯れてんです俺。楽器とね。

鈍い光の曇天のもと、
池や木々や人々を
眺めるとなしにつらつら眺め
ほろほろと
弦から弾き出される音色にほんやりしながら
弦から生まれる空気の波にふわりとしながら

遊んでんです。

枯葉が不意に、
ひらり。と、降りて。
楽しくなったりするんです。

「くものむこうにゃよ、にいィちゃんっ
 まっツぁおなおそらがァひろがってんだぜ、ナァ!よぉッ!」

と、さっき隣りに座ったドラマチックな酔いどれジジィの言葉が
気持ちでループ。してんです(笑)
真理だね。そうだよ。本当だ。

曇っているし寒いけど、
なんかどっか暖けぇや。
雨振りそうで怖いけど、
も少しだけいてみるわ此処に。

「ほら、早くしなさい!雨降るんだから急いでっ!」

と、声
張り上げる、小っちゃい子連れなおかあさん。


「じゃあさ、お花さん喜ぶね!」

なんて、チイサキモノは嬉しそうに答えてる。


雲の上の空。
雨の中の花。

雨を待ちたい気分だ。

も少しだけここにいよう。

2004年12月10日

りあるたいむ

あったかな夜です。
凍えてないよ、今日は。
今、井の頭公園はなんだか貸し切りみたいだ(笑)
昼間の人ごみが嘘のよう。

俺の隣りにはなぜか、猫。
なんでか寝てるの(笑)


前を過ぎる人々は皆ゆっくり、ゆっくりだ。

家路を行くおとーさん
バイトへ向かうおねーさん
遅い散歩のおじーちゃん
ジョギングしてる親子
デート中の彼氏と彼女


どんな一日だった?
どんな時間をこれからを過ごすんだろ?


時折聞こえるのは
枯葉の絨毯を歩く音
井の頭線
夜に吠える犬
買物袋の擦れる音
池の向こうから楽しそうに女の子たちの声

それ以外は空気の音しか聞こえないや。
静か。

もう、夜。なんだなぁ…。


みなさん良い一日を。
良い明日を。
んでもって、良い日々を。

そんな気分。


俺もそろそろ帰ります。
部屋明るくして暖めて、夕餉の支度をして待つんです。
相棒くんの帰りを、待つんです。

2004年12月11日

ふうけい

ハーモニカ。
harmonica

枯芝と紅葉、
土と木々。
の、織り成す金色な風景の中
爪先でリズム刻み、風に音色と表情をつけてる兄さん。

兄さんの膝もとには
弾みながらオトコノコ。
足踏み鳴らして手拍子手拍子。
よろこびおもちゃみたいだ。
いいね。いいね。

小川の畔では
心地宜しき「飲みんちゅ」たちの
歓談と談笑の輪があちら、こちら。

芝の上では
キャッチボール。
ボールキャッチ。の、彼と彼女。

犬と遊ぶおばちゃん。
おばちゃんを遊ぶ犬。


夜中、たまに俺も世話になる梢では
ちっちゃな女の子が天辺の枝から空を仰いでる。
おてんばさん。
キュートな腕白さん。素敵だね。

遅い午後。
斜めから照らす優しい光。
金色の景色の中
それぞれがそれぞれに、楽しんでる。
それぞれはそれぞれを、楽しんでる。


特別な事は何もないけど。
優しい時間です。

特別な事なんて何一つないんだけど。
愛しい時間です。

幸せであるように。
心で願ってる。

2004年12月15日

ハンマードダルシマーケース

ユザワヤで買ったキャンバス用の袋がとうとう壊滅。
この重いハンマードダルシマーをよく1年も入れてくれたなぁ。。。
という感慨とともに
ダスティストリングス社へハンマードダルシマーケースの購入メールを送った。

ケース自体が35000円ぐらい
ついでに予備のハンマーも購入しようと思ってます。
それが5000円ぐらい。

輸入代金まで含めると、なんだかんだ言って50000円をオーバーしそうですわ。。。

とりあえず、去年と同じように
今は、メールのやりとりをしているんです。

2004年12月22日

楽しい気分。
心ん中ではまだパーティーが続いてる感じ。

いつもどおり井の公でオンガク♪
珍しく明るいうちからベンチ陣取って。

いつもだったら夕暮れだから
奏でるフレーズは黄昏色。に、なるんです。
「ねぇ十兵衛、夕暮れ色のを頼むよ」
「みんなが優しくなるような、ちょっと切なさの香りもいれて、さ」
なんて楽器の声が聞こえるような。
いつもはそんな時間だったから。


でも、今日のお陽さまはまだ天辺あたり。
「十兵衛、せっかくだから楽しいの演ろう、なぁ」
「少しぐらいミスったって大笑いしながら弾いちゃえばオーライ」
そんな声がハンマードダルシマーから伝わる感じ。

だから、青空と風。
みたいなフレーズ見つけてぶっ叩いてみる。
四苦八苦の試行錯誤。なんだけど、
でも、最初の1音出した瞬間
楽しくなりそな予感が、あったんよ。
だから、ちょっと頑張って
その、青空と風。なフレーズを空気に浮かびあがらせてみる。

最初のカタチは拙いけれど
だんだんカタチになってくる。

どんどん楽しくなってくる。

響きは空へ還ってく。

どんどん楽しくなってくる。


したら、さ。
目の前にねーさん見参!
背負ったケースからおもむろにアコースティックなギター取り出して、

乱入。

テロル発生。そんな気分。
俺緊急事態。そんな気分。
素でパニりました。
情けなしっ!俺。

でも、
楽しいテロ(笑)

「ほら! 気にしないで続けて続けて!」
などいう、ねーさんの一方的要求に流されながら
テロ的セッションは続き
お互いがお互いのフレーズに慣れたころ
俺+ねーさん共和国に事変勃発。

今度は黒人の人でした。(←ニホンゴ変ですね)

「タノシソウダネ、イレテヨ」
の、一言とともにパーカッションレンジャー参上(笑)


延々と同じ曲。
繰り返し繰り返しのフレーズ。
時間なんか気にならない。
4分間のポップスなんて知らない。
気の済むまで演ればいい。

そんな感じで3人で大笑いしながら
遊んだんよ。

黄色いねーさんと
黒いにーさんと
黄色い変人で、ね。


魂に性別はない。
魂に年齢はない。
魂に国籍はない。

にこにこ大笑いしながら
そんなことを思ってしまったのですよ。

2004年12月25日

クリスマスイブとクリスマス

春。色の
暖かくて柔らかい雰囲気に包まれながら
さっきまで遊んでた
パパとママと男の子は今、
ちょっと向こうでやっぱり仲良く遊んでるふう。


お陽さまが家へ帰る時間に腰掛けたベンチ。
イブだとゆーのに相変わらずいつもの如く音遊びの俺。


「ゆーちゃん、どこいったぁ?」
木の向こうからパンダの帽子が見えてんのにも関わらず
ゆーちゃん探すフリしてた
パパとママの優しい声が
まだ、空気にゆんわり融けてる感じ。

不覚にも自然に呼ばれてしまった俺は
仕方なくベンチを離れて公衆トイレへそそくさ。
ゆーちゃんファミリーは相変わらず楽しそうに家族の時を過ごしてる。


樹々はそよそよと星たちに手を振ってる。
地面は落ち葉の絨毯。
その柔らかい感触がほんのり温かくって心地いい。
冬が寒いだけ。なんて、嘘ですわ。
温かみ。なんて、
あっちこっちにあったりするね。


ベンチに戻ろう。と、
ファミリーの傍を通った時

地面に模様。

落ち葉寄せ集めて縁取られたそれは、
いくつかのハートマーク。

大っきいハート。
でっかいハート。
小っちゃいハート。
小っさいハート。

親子3人。
落ち葉でお絵書き。
砂場にお山作ろうね。ってふうで
枯葉山盛り、地面に縁取りハートマーク。

落ち葉を抱えて運んでるゆーちゃんは
嬉し笑顔に楽し笑顔。
全身枯葉まみれ。
まるで葉っぱオバケ。しかもパンダの帽子付き(笑)
のこのこ。
よいしょ。
そんな感じ。

ばりキュート。べーりーないす。

親子3人手を繋ぎ、家路を辿る後姿を眺めつつも
その後かなりな時間を、ベンチでオンガクな俺。

プレゼントの箱持ったおとうさん
腕組んで静かに歩く彼と彼女
オシャレして楽しそうに街へ向かう女の子たち
テンション高くチャリで爆走の中坊ズ

眼の前をよぎる人々みんなどこかがクリスマスです。

帰り際。

ゆーちゃんファミリーのハート付近には
「L」・「O」・「V」・「E」
「好」・「き」
「メ」・「リ」・「ク」・「リ」
の文字が増えてたんよ。

クリスマスマジックだ。
優しい気持ちが伝染だ。
誰かがハートに感染してら。

こういうキモチ。が、
みんなに感染すれば、いいね。

クリスマスが
特定の誰かと過ごす日。だなんて迷信じゃん。ね?(笑)

みんなが
いつもよりちょっとだけ
優しくなれる日。

それがクリスマス。じゃなかったけ?

メリークリスマス。
よい1日を。

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